福祉用具のメーカーから流通をつなぐ唯一の業界団体である一般社団法人 日本福祉用具・生活支援用具協会(JASPA)では、「安全・安心」をJASPAの活動の三本柱の一つとして鋭意 取り組んでいます。

「在宅用電動介護用ベッド」のJISが改正

「JIS T9254在宅用電動介護用ベッド」が日本工業標準調査会で審議・承認され、平成27年12月21日付けで改正公示することとなりました。
改正後のJISは、国際規格との整合を図りましたが、ベッドの基本的な機能・性能および 、2007年の改正消費生活用製品安全法の施行によって顕在化したサイドレールや手すり等との隙間への身体の挟まり事故の防止策等は、従来JISを踏襲しております。
規格の主な内容は次のとおりとなります

隙間の規定の見直し

サイドレールとサイドレール、ベッド用手すり(グリップ)とヘッドボード等の隙間については、単に寸法を測定する静的なものから、隙間に直径6センチのジグを50ニュートンの力で差し込み、ジグが入り込まないことを確認するという、実際の事故を想定した動的な方法に改正します。これにより、製品がこの規定を満足するためには、隙間寸法に係る設計をより厳密にするとともに、徐々に挟まれていく危険性を有する誘い込み構造の見直しが必要となります。

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ベッド用手すり(グリップ)の追加

ベッドに固定して使用する起き上がり、立ち上がり、移乗などの動作を補助するベッド用手すり(グリップ)について新たに具備すべき性能等を規定します。

リスクマネジメントによる設計を追加

衣服などが絡みつくリスク、ベッドの可動部の隙間へ身体が挟み込まれるリスクなどについて、製造業者又は販売事業者は分析を行い、文書化しそれを維持することを規定します。

適正な組合せの表示

ベッドから取り外し可能なサイドレール及びベッド用手すり(グリップ)について、ベッド本体との組み合わせによる適正な隙間寸法を確保できるように、取扱説明書に「適合するサイドレール及びベッド用手すり(グリップ)に関する組合せを図示すること」を規定します。

病院用ベッド:手動式ギャッチベッドのみの規定から、電動ベッドも対象に追加

また、これらベッドの規格の品質要求事項(性能、試験方法等)等の内容については、日本工業標準調査会(JISC)のホームページで閲覧できるほか、(財)日本規格協会又は書店にてJIS規格票をご購入できます。

 

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