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| 【その3…「高齢者の生活ニーズ(発明)は、宝の山」】 |
| 最近、日曜発明家の集まりは、元気な高齢者の会員も多くなってきており、生活をより便利にするための多くの発明やアイディアを生み出します。その中で、家庭の洗濯作業をしながら考案した、片手でシャツ等をハンガーに掛けられるアイデアを実現した事例をご紹介します。 |
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相談 |
| 定年後の日常生活の洗濯作業からヒラメキ、片手で出来るハンガーを考案・試作品が相談として持ち込まれました。先願特許の確認、類似特許の確認から始まり、使いやすさや製造方法、特許申請などについて検討が行われました。
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専門家の評価 |
| 評価を得るため、福祉用具に精通する学会のコンクールへの公募を紹介し、試作品を応募しました。コンテストの結果は、子供・妊産婦・高齢者・障害者にも便利と評価され、最優秀賞を受賞されました。
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実用化 |
| このアイディアを発案したG氏は“たかが針金細工が”最優秀賞を受賞したことに驚き、現在、ユーザのため商品化を検討中です。公的な研究開発支援団体への開発助成事業等は個人では申請ができないため、企業や地域の福祉用具開発研究会等へ紹介をしているのですが実用化を希望する企業への橋渡しは未だできず、現在、海外の企業へアプローチをも視野にいれた検討を行っています。
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今後の課題 |
| 前回の物語で、車いすブレーキの発明を企業へ橋し渡した事例を紹介しました。障害者・高齢者などのアイデアを形にすることは、最先端技術ではないかもしれません。このため、大学や公設試験研究機関の研究や指導テーマになりにくいかもしれません。しかし、ユーザのニーズを形にしてこそ、市場が成長するものでもあることから、商品化の可能性が高いアイディア、リタイアした元気な高齢者などのアイデアに、より光をあてる取り組みに期待したいものです。
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| ※本文中にある「公設試験研究機関」とは、都道府県等が設置している工業技術センターや工業試験場等(地域企業への技術指導や各種相談・アドバイス、各種試験評価等を行っている公的機関)を総称しています。 |
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