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ケース2を生活の場面でみたときの用具の関係
【ケース2で想定した生活場面で福祉用具が活用される理由】
 電動ベッド
スイッチ操作一つでベッドの高さ上下、背上げや膝上げなどが行えます。介護者の作業しやすいベッドの高さに調整すると、介護負担が軽減されます。身体状況によっては、車いすとベッドを同じ高さにすると水平に移乗することもできます。背部は本人が起きあがる場合、足部は寝た状態でのおむつの交換に、全体高さはベッドからの移乗や介護者が作業する場合に有効です。ただ、背部足部とも動作時に背中やお尻と衣類や寝具の間でズレが生じます。褥瘡がある方や皮膚の弱い方は要注意です。
 コップ
吸い口がついていて寝たままでも飲むことができます。持ち手も大きく使いやすくなっています。
 食事用エプロン
食事中に食べこぼしたものを受けるポケット付のエプロンです。食後にそのまま、エプロンごと流しにもって行き、食べこぼしを捨てることができるので後片づけの手間が省けます。素材はポリエステル製のものが多く防水になっており、乾燥機を使用できるものもあります。
 天井走行式リフト
ハンガーに吊り具をつけ人を吊り上げた状態で、電動で天井に埋め込まれたレールに沿って移動させ、必要な場所で停止させたり昇降させたりできます。寝室からトイレ、風呂場とレールを敷いておくと、介護が楽にでき当事者も気軽に介護が頼めます。吊り具の種類は豊富ですが、身体の状況を考慮して選ぶことが重要です。
 介助用車いす
自力で走行できない人のために介助者が押すためのグリップ(握り)のついた車いすです。アームレスト(肘掛け)やフットレスト(足置き)が着脱できたり、グリップの高さが調節できると、介護者の負担が軽くなります。坂道などでスピードを抑えるためにも介助者の手元ブレーキは必要です。コンパクトで軽量のもの最近多くなりましたが、製品により特徴が異なりますので、使用環境等を十分考慮して選択するとよいでしょう。
 呼び出しチャイム
介護の必要な人が家の中にいる家族を呼びたい時に、手元の発信機のスイッチを押すと離れた場所にある受信機が音声や光を発して知らせます。介護者につきっきりとはいかないため、こうしたチャイムがあると、介護者も時間を有効に利用できます。
 手すり
安全に楽に移動するために廊下、玄関、階段、トイレ、浴室等にとりつけます。横手すり、縦手すり、L型手すり、斜め手すり等々身体状況や用途によって使い分けます。取り付け位置は個人差があり使用する人の意見をとりいれます。手すりの太さ、色、素材等、豊富なバリエーションが選べます。
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