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99年度における福祉用具市場規模推計値について
(平成12年度福祉用具・共用品市場規模調査結果概要)
平成13年 3月21日
経 済 産 業 省
我が国における高齢化の急速な進展やノーマライゼーションの理念の普及に伴い、高齢者・障害者の生活の質を高め、自立・社会参加を支援する「福祉用具」や、何らかの身体的な障害や機能低下がある人も、ない人も共に使いやすくなっている製品である「共用品」に対する関心が高まっている。当省ではこれらの製品の市場動向を把握し、適切な施策の実施につなげるため、市場規模調査を実施してきており、今般99年度の推計値がまとまったのでここに公表する(詳細は次頁以降参照)。
 福祉用具市場規模調査結果のポイント
  • 93年度の7,731億円から市場規模は順調に拡大しており97年度には1兆円を突破(1兆409億円)、99年度は1兆1,497億円で対前年度比7.5%増。また、共用品も含めた広義の福祉用具市場規模は2兆8,621億円(一部品目で重複があるため控除)。
  • 品目別には、ベッド(565億円、前年度比28%増)、車いす(325億円、前年度比16%増)などの介護保険対象品目では、福祉用具レンタル事業者が2000年4月からの介護保険制度施行に伴う市場の拡大を見越して商品ストックを増やすなどの影響を受けて市場が大きく拡大した。
  • 福祉車両(592億円、前年度比90%増)、おむつ(855億円、前年度比15%増)などは高齢化の進展などにより例年に引き続き利用者層の拡大が進み、高い伸びを維持している。
 共用品市場規模調査結果のポイント
  • 今回で4回目の調査となるが、今回は新たな品目の追加は無く、前回98年度調査と同じ品目で調査した結果、99年度の共用品の市場規模は、1兆8,548億円(前年度比26%増)。
  • 金額の大きな上位5つの品目は缶に点字表示を施したビール・酒(4,249億円、前年度比14%増)、視覚障害者向けに配慮設計をした家庭電化機器(4,180億円、前年度比17%増)、段差解消や手すり等を設置した浴室ユニットなどの住宅設備(2,413億円、前年度比60%増)、障害者向けに配慮設計した映像機器(1,936億円、前年度比53%増)、音や光で作動を知らせる等の配慮設計をしたガス器具(1,662億円、前年度比5%増)となっている(なお、ビール・酒、シャンプー・リンス、医薬品、家庭用ラップは容器包装部分のみの推計額である)。
  • ビール・酒、ガス器具などは配慮設計が徐々に広がっており(全体に占める共用品の割合はそれぞれ55.4%、43.7%)、今後も家電製品をはじめ多くの製品で共用品化が進むことが期待される(なお、シャンプー・リンスの容器の凸表示はすでに相当程度普及しているが、詰め替え容器へのシフトにより全体に占める割合が低下したものと推測される)。
本件に関する問い合わせ先:経済産業省商務情報政策局サービス産業課
医療・福祉機器産業室 武田、安西
電話:03(3501)1562(直通) FAX:03(3501)0315
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